持っているとよい資格は何がある?

Pythonエンジニアとして働くためには、何かの資格を持っていなければならないというわけではありません。
ですが、資格を持っていることで、エンジニアを採用したり登用する場合の指標とすることができるので、知識や実力を正しく判断してもらうために、資格を取得しておくとよいでしょう。

特に、Pythonエンジニアとして働きたいと思っている未経験者や、経歴が浅い方におすすめなのが、Python3エンジニア認定基礎試験です。
こちらは、Pythonの基本となる文法を中心に出題され、合格ラインは正答率が70パーセントに設定されています。
基礎的な内容が多く、応用問題は少ないため、合格率も比較的高めです。
Pythonの基本を押さえていることが証明でき、やる気もアピールできる資格ということができるでしょう。

近年は人工知能の開発が盛んですが、その際に重要なのが機械学習です。
機械学習に必須となる数学の基礎や、プログラム開発をスムーズに進められるライブラリによる分析に関する出題が多いPython3エンジニア認定データ分析試験は、日ごろPythonを扱っている人であれば、十分合格できる内容となっています。

グローバル企業で働くエンジニアは、技術力に加えて語学力も必要になるケースが多いことでしょう。
その点で役立つ資格が、PCEPやPCAP、PCPP-32-1やその上級資格であるPCPP-32-2です。

これらの資格試験は、海外でも実施されているもので、世界標準の技術力の証明ともなります。
また、英語で出題されるものもあるため、語学力が必要となる仕事をする時にも役立つはずです。